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度付きサングラスの特徴。
レンズの詳細やおすすめの用途を解説

度付きサングラスの特徴。レンズの詳細やおすすめの用途を解説

アウトドアのアクティビティに、日常のライフスタイルに。まぶしい日差しから目を守るサングラスは、ファッション性も魅力の定番アイウェアです。しかしメガネの愛用者にとっては、使いにくさを感じる点がいくつかあります。
特にコンタクトレンズとの併用を避けたいシーン、花粉の多い季節ではなおさら。その悩みを解決するのが、サングラスに視力矯正の機能を加えた「度付きサングラス」です。明瞭な視界と扱いやすさ、その特徴と魅力を解説します。

度付きサングラスってどんなもの?

「度付きサングラス」は、メガネの視力矯正機能、サングラスのまぶしさ対策、紫外線カットなどの機能を一つにしたアイウェアです。普段メガネを愛用されている方でも、コンタクトレンズを併用する煩わしさがなく、身軽で快適な視界が得られます。偏光や調光など、多様なシーンで重宝するレンズ機能を選ぶこともできます。

度付きサングラスってどんなもの?

メガネ愛用者におすすめする理由

乾燥や花粉など、コンタクトレンズの装着に違和感を持つ方も多いでしょう。メガネの上から装着する「オーバーグラスタイプ」という選択肢もありますが、視界の狭さや重量感、見た目の点でもデメリットを感じがちです。度付きサングラスは視界の広さに加え、自分好みのフレームを選べるスタイリングの良さも魅力です。

メガネ愛用者におすすめする理由

レンズ機能で選ぶ度付きサングラス

ゴルフや釣り、ランニングなどアウトドアやスポーツを楽しむシーンで。通勤やビジネスシーン、ショッピングなど都市部で過ごすライフスタイルにも。メガネやサングラスと同様、度付きサングラスのレンズも様々な機能を選ぶことができます。ここでは様々なシチュエーションで活躍する3つの代表的な機能を解説していきます。

偏光レンズの度付きサングラス

「偏光レンズ」は二層のレンズに挟まれた偏光フィルター、またはレンズ表面にコーティングされた偏光膜の機能で、道路や建造物、水面の照り返しなど、乱反射でギラつく光をカットするものです。スポーツやアウトドアへの用途はもちろん、運転や通勤など日常の景観もくっきりクリアに捉え、疲れ目を低減するメリットがあります。

偏光レンズの度付きサングラス

調光レンズの度付きサングラス

「調光レンズ」は屋内では薄く、屋外では紫外線に反応して発色する、紫外線の状況に応じてレンズカラーの濃度が変わるレンズです。日中の屋外ではサングラスとして。紫外線や太陽光がない状況、例えばオフィスワークや夜間の使用感は普通のメガネと変わりません。複数のフレームをかけ替える手間がなく荷物も軽減します。

調光レンズの度付きサングラス
※写真はイメージです

ミラーレンズの度付きサングラス

レンズ表面のコーティングで光を反射させるのがミラーコートです。その名の通り、鏡のような見た目のレンズです。シルバーミラーやオレンジミラーなど選択できますが、ベースのレンズカラーは濃い色目がおすすめ。インパクトのある見た目はファッションアイテムとしても支持されています。ミラーコーティングのカラーでも個性を演出できます。

ミラーレンズの度付きサングラス

カラーレンズの機能もあわせて

使うシーンやファッションにあわせたカラー選びも大切なポイントです。サングラスと言えばまず、ベーシックなグレー系を想像しますが、ブルー系やイエロー系をはじめレンズのカラーには、スタイリッシュな個性に加えて、それぞれ視界を快適にサポートする機能があります。ここでは代表的な3カラーの特性をお伝えします。

ブラウン系カラーの度付きサングラス

ブラウン系は初心者でも試しやすい定番のレンズカラーです。様々なスタイリングと調和しながら、視界全体のまぶしさをナチュラルに緩和します。また、景観のコントラストをクリアにくっきり捉えやすいのもブラウン系カラーの特徴です。海や雪山など、反射光の多いシチュエーションに適している点も覚えておいてください。

ブラウン系カラーの度付きサングラス

ブルー系カラーの度付きサングラス

目元のはれぼったさを抑えて、肌映りが良く透明感を演出。涼やかでさわやかな印象は男女ともに支持されています。ブルー系のカラーレンズは赤や黄色など波長が長い光をカットする特性があります。そのため視界のコントラストを落ち着けて疲れ目対策に。普段使いはもちろん、長時間の運転にもおすすめしたいカラーです。

ブルー系カラーの度付きサングラス

イエロー系カラーの度付きサングラス

視界のコントラストを鮮明にするイエロー系。明るさを保ったまま、まぶしさを低減するため、悪天候のドライブや朝夕の暗い時間帯に適しています。アスリートからの支持も高いイエローレンズ。デザインの個性が強く、ファッションアイテムとしても人気の高いカラーです。

イエロー系カラーの度付きサングラス

度付きサングラス選びのポイント

ここでは自分にぴったりの度付きサングラスを選ぶポイントを3つに分けて解説します。自分のスタイルに寄り添う一本、大好きな趣味に欠かせない一本、まぶしさ対策に一本。いずれも大切なエッセンスです。度入り+UVカット付きカラーレンズはもちろん、度入り+偏光、度入り+調光など、複数の機能を兼備したものも用意されています。

度付きサングラス選びのポイント

フレームデザインはメガネ選びの醍醐味

自分の好みの一本、自分に似合う一本。まずはフレームデザインに注目してみましょう。アイウェアもファッションの一部です。形状、素材、カラー。度入りサングラスのフレームはメガネ、サングラスと同様に幅広い選択肢があります。日常のスタイリングや輪郭の個性にフィットする一本を、心躍らせて探していきましょう。

ゴルフや釣りなどスポーツを楽しむなら

見た目にプラス、サングラスを掛ける目的を想像してください。スポーツやアウトドア、通勤、ドライブなど、なるべく具体的なシーンを思い浮かべることが大切です。例えばゴルフや釣り、ウィンタースポーツなど照り返しの強い環境で過ごすシーンでは、乱反射光をカットする偏光レンズ機能を持ったスポーツサングラスが人気です。

UVカットをはじめ眼の健康に配慮して

太陽光に含まれる紫外線は日焼けの原因だけではなく、白内障やドライアイのリスクを高めるものです。サングラスは快適な視界に加えて、視力を健康に保つ効果も大切です。UVカット付きレンズのサングラスをまぶしさ対策に使用することなどもおすすめ。長く使えて長く健康でいられる一本に出会いましょう。

自分にぴったりの度数とカラー濃度を知る

好みのフレーム、レンズは見つかりましたか。次は度数やカラー濃度による最適を追求するため、より詳細なカスタマイズの段階に入ります。眼科での視力検査や眼鏡店で使用目的をしっかり伝え、視力測定をし、度数を決定しましょう。カラーの濃度はJIS規格のカテゴリーを参考に、安全で快適な加減を探しましょう。

自分にぴったりの度数とカラー濃度を知る

レンズの度数をしっかりと調整する

フレームとレンズ選びを終えたら、自分の視力に合った度数の調整を行なっていきます。サングラスで視力をサポートできる、度付きサングラスのメリットを最大限に生かすため、眼科での視力検査はもちろん、眼鏡専門店での視力測定やカラーの確認や調整は、使用目的をしっかり伝えて相談しながら決定することが大切です。普段使いのメガネを持参して、好みの矯正具合を確認しながら調整することもおすすめします。

レンズの濃度で用途の幅が決まる

同じカラーのレンズでも濃度や視感透過率によって用途の幅が異なります。例えば視感透過率75%未満のレンズは夜間や暗い場所での視力低下のリスクがあります。夜間や夕暮れ時の運転には使用できませんので、特にドライブ用途では注意が必要です。カラーの種類によって運転に適さないものもあります。レンズメーカーが推奨する運転適合カラーも参考にしてください。

度付きサングラスが気になったらまずはお店へ

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