今まで似合っていたものが、なんだかしっくりこなくなることもありますよね。なりたい自分に一歩近づきたい、おしゃれな印象を手に入れたい方はお見逃しなく。ここでは特に40代の女性、男性に役立つフレームの選びのポイントをお伝えしていきます。
サイズ、デザインなどの見た目はもちろん、ライフスタイルに寄り添う使用感にも踏み込みながら解説。あわせて40代、50代のメガネの選択肢、リーディンググラスについてもご紹介します。個性を生かして快適に、大人のアイウェアを楽しみましょう。
おしゃれな40代に似合うメガネのポイント
洋服はもちろん小物選びも、年齢を重ねるごとに似合うアイテムが変わってきます。特に顔まわりの印象を大きく左右するメガネは、その選び方ひとつで顔全体の雰囲気がぐっと洗練された印象にも、反対に老け見えしてしまうこともあるので注意が必要です。ここでは40代がおしゃれにかけこなせるメガネ選びのポイントをご紹介します。
40代が選びたいおしゃれなメガネ:レディース編
40代女性にはクラシックで優しい印象のフレームが支持されてきました。特にボストンタイプなど丸みの強いデザインは、こなれ感を演出できる定番の選択肢です。その一方、ウェリントンなど四角いフォルムに移行するトレンドもあります。シンプルな着こなしのなかに大人の洗練を表現する黒、ゴールドの組み合わせにも注目してください。
40代が選びたいおしゃれなメガネ:メンズ編
クラシックデザインの再評価を牽引した40代男性のトレンドは、ヴィンテージ感の追求、個性の探求に分岐。特に多角形フレームや異素材の組み合わせによる表現は、おしゃれな女性にも支持されるポイントです。例えば金属のシャープさと樹脂の温もりを兼備した個性。落ち着いたトーンのカラーでまとめられた、さりげない主張が好評です。
おしゃれな40代のメガネ選び:基本はサイズ感
形状やサイズ、フレームのカラーや素材、ブランド性も加わればなおさら、メガネフレームの選択肢は計り知れません。顔の輪郭やファッションの個性、シーンに求められる使用感など、優先順位は人それぞれですが、自分に似合う、自分にとって心地良い一本に出会うために、最初に知っておきたいポイントは適切なサイズ感です。
洗練された印象の決め手。メガネフレームの横幅を選ぶ
メガネ選びにとって一番重要なのはサイズ感です。ブランド性やパッと見の直感はさておき、まずは自分の顔に合ったサイズを知りましょう。メガネフレームの横幅は、顔を真正面から見て横幅がほぼ同じものを選びます。幅が広すぎると頭部の質量が過剰で不安定に、狭すぎると顔が大きく窮屈に感じられてしまいます。鏡を少し斜めに見て、フェイスラインとのバランスも複数のフレームで見比べてみてください。繊細なサイズ感は洗練された印象の決め手に。
ブランドよりもサイズ感。メガネフレームの縦幅を選ぶ
フレームの縦幅は眉から顎の1/3が目安です。面長の方は広め、丸顔の方は狭めのフレームが調和しやすく、このバランスが崩れると不自然なイメージになります。
目の間隔に合わせて選ぶ、メガネのブリッジサイズ
横幅がぴったりでも、黒目の位置がレンズの左右中央から外れてしまう場合は、レンズとレンズの間の部品、ブリッジの幅を意識してください。目と目の間隔が狭い顔は幅の狭いものを、間隔が広い顔は幅の広いものが適しています。ブリッジはフィット感への影響も強く、不自然な感覚があれば店員さんに相談しましょう。
ブリッジの位置と鼻の大きさのバランス
ブリッジのメガネの顔の中での位置、レンズ上下の黒目の位置や、鼻とのバランスを調整する部品でもあります。鼻が大きめの方はブリッジがレンズの高めについているメガネフレームを選ぶとスマートに掛けこなせます。ぜひ試してみてください。
おしゃれな40代のメガネ選び:フレームと顔型タイプの相性
サイズ感に続いて、顔型とフレームデザインの相性を解説します。顔型とフレームの相性を意識することで、ぐっと垢抜けた印象や自分らしい個性を底上げ。メガネ店の陳列に向き合う時間も、もっと楽しく充実します。クラシックなスタイルから現代的なスタイルまで、フレーム一本一本の繊細なニュアンスを楽しんでください。
四角顔やベース型の顔にはオーバル型のメガネフレーム
四角顔やベース型の輪郭の方はオーソドックスなタマゴ型のフレームを手に取ってみてください。やわらかい曲線によって描き出された知的な雰囲気は、はっきりしたフェイスラインでより魅力的に引き立ちます。ビジネスシーンからカジュアルなシーンまで、シーンを選ばず使いやすいこともオーバル型フレームの特徴です。
三角顔や面長の顔にはボストン型のメガネフレーム
メガネの歴史上幾度もトレンドを生み出し、昨今でもクラシカルな魅力が再評価されているボストン型のフレーム。オーバル型に比べてリムの下の部分が深い逆三角形のフォルム、正方形に近い縦横比が特徴です。ビジネスにも対応しながら、若々しくリラックスした雰囲気を演出。男性は優しく、女性は可愛らしい印象に。
丸顔にはスクエア型のメガネフレーム
横幅が強調された四角形のレンズ形状。スクエア型の特徴は顔の印象を引き締めることです。すっきり、キリっとした存在感を演出。特に丸顔の方に人気が高く、メンズ、レディースを問わずビジネスで使いやすいデザインです。フルリムはもちろん、ハーフリムやリムレス(ツーポイント)の種類も多く展開されています。
丸みのある面長な顔にはウェリントン型のメガネフレーム
ボストン型に並びクラシカルな眼鏡デザインの王道がウェリントン型。スクエア型に比べて少し縦幅の広い逆台形、ボストンに比べて角が強調されたフォルムが特徴です。表情の引き締め効果、顔の余白を調整する効果は、丸みのある面長顔にぴったり。フレーム色やレンズカラーの個性が引き立つファッション性も魅力です。
シャーブな逆三角形型の顔にはラウンド型のメガネフレーム
オーバル型よりも縦幅が深く真円に近いラウンド型。通称、丸メガネとも言われ、今幅広い世代のおしゃれ好きに支持されているスタイルです。優しく柔らかい印象にプラス、独特の個性が似合うのは、逆三角形や面長な輪郭でシャープな表情を持つタイプ。フレームの太さやサイズ感でレトロな印象を楽しむこともできます。
おしゃれな40代は知っている。メガネを味方につけるコツ
小顔になれるメガネはある? メガネは若見えアイテムになる? メガネを選んでいくなかで生まれてくるのが、視力の補正に加えて、自分のスタイリングを格上げする、悩みをカバーする味方になるのかという疑問です。答えはイエス。シンプルなポイントを意識すれば、メガネはなりたい自分を演出する頼れるパートナーです。
メガネをかけても若々しくおしゃれに見せるには?
樹脂と金属など異素材の組み合わせが華やかなコンビフレーム、ラフな透明感を添えるクリアフレームなど、素材感で演出する印象が若々しさに導きます。ブルー系のカラーレンズは肌のくすみをカバーして顔映りが良く。パープル系のカラーレンズは血色のよい印象に。カラー濃度の薄いレンズならシーンを問わずに使えます。
女性、男性からも質問の多い、小顔に見せるメガネ選びのコツ
引き締めカラーの黒とフレームの質量で、小顔効果を期待できるのが太めの黒縁メガネです。ファッション性も高く、幅広い着こなしに似合います。フレームサイズ、特に横幅は顔幅にぴったりなことを意識してください。幅が狭いと顔が大きく、幅広過ぎるとメガネがきちんとかけられず、バランスの悪い印象を与えてしまいます。
40代からのメガネ選び。老眼鏡をおしゃれに使うには?
誰にでも訪れる老眼症状の初期、40代ではじめてメガネを手にする方も多いでしょう。大人世代のメガネ選びは、周りに伝えたい印象に加えて、仕事や暮らしのシーンに馴染む心地良さを大切にしてください。仕立ての良い洋服を選び、着心地の良さを知るように、メガネに求める上質も自分自身を喜ばせる大切な要素です。
老眼鏡=リーディンググラスのデザインで、40代の印象をアップ
リーディンググラスとは、老眼鏡、遠近両用メガネなど老眼対策をするメガネの総称です。40代半ばから誰にでも訪れる老化現象、老眼を矯正する機能、遠くを見る機能も兼備した遠近両用レンズも幅広く用意されています。通常のメガネと比べてシーンは限定的。使う人の個性と印象を、より際立たせるメガネ選びを楽しむことができます。
おしゃれなリーディンググラス。シーン別のメリットを解説
ビジネスで、くつろぐ場所で、旅行のお供にも。シーンに適したリーディンググラスの機能を知れば、より快適で心地よい時間を楽しめます。ここでは5つのシーンを例に、それぞれに適したレンズ、フレームの性能をお伝えします。もちろん選べるデザインは多彩。自分好みで自分に似合う、大切なシーンを彩る一本を見つけましょう。
自分に合った遠近両用レンズで疲れもシワも軽減
初めてのリーディンググラスのレンズには、遠くのものも近くのものも見えやすい遠近両用レンズをおすすめします。パソコンやスマホ疲れで生じやすい疲れ目、無意識に目を凝らして、眉間に深まったシワもすっきりと軽減。境目のない視界、パッと見で老眼鏡だと気づかれない「遠近両用レンズ(累進レンズ)」がスマートです。
ダイニング:跡がつかず見た目すっきり。鼻パッドなしのリーディンググラス
ダイニング使いなど、移動の少ない室内がメインなら、鼻パッドなしのリーディンググラスも本命の選択になります。鼻パッドでメガネフレームを支える一般的なメガネフレームと比べ、テンプルとブリッジでふんわり包み込むような使用感。メガネを外した時、鼻に跡が残らないのも、特に女性に支持されるメリットです。
キッチン:サッと首にかけられるタイプのリーディンググラス
リーディンググラスはキッチンでも役立ちます。スマホでのレシピチェック、食材カットの手元に集中。使いたい時だけ気軽にかける、使わない時はサッと首にかけられるタイプのフレームもあります。テンプルが長めに設計されたもの、ネックレスのように首の後ろで支持するタイプなど、デザインも多彩に展開されています。
旅行先:落としても曲げても壊れにくいタフなリーディンググラス
五感をサポートする重要アイテム、メガネの破損は最も避けたいトラブルです。特に旅行先など、変わりのメガネが手に入れにくいシチュエーションでは、安心安全へのリスクを最小限に抑えたいもの。柔軟性と耐衝撃性に優れ、曲げても折れにくいしなやかな樹脂素材のフレームなら、落下や引っ張りに対する強度も抜群です。
持ち運びに:薄さと軽さ、コンパクトな携行性が魅力のリーディンググラス
近くを見る老眼鏡の用途に絞った場合、バッグやポーチに携行するといった使い方もできます。ペンサイズの薄さと長さで設計されたもの、ブリッジのヒンジ構造で折り畳めるもの、折り畳んだ時テンプルの厚みが少ないものなど、軽量でコンパクト、携行しやすさを考慮して設計されたリーディンググラスもおすすめです。
40代ファッションにおすすめしたい、おしゃれなサングラス
日々のシーンで、リゾートで、紫外線対策にプラス、ファッションとして楽しみたい40代のサングラス選び。トレンドを知りつつ、大人の余裕と品格、こなれた感覚を表現する、コーディネートの仕上げとして装いましょう。年齢を重ねた今だからこそ似合うもの。バッグに忍ばせておくだけでエレガントな表現を身につけられます。
40代もおしゃれでいたい。自分に似合うメガネ選びを楽しむ!
メガネは本来、視力の矯正が目的ですが、英語圏ではアイウェアと言われるように、洋服に袖を通す感覚でおしゃれに着こなしたいアイテムです。自分に似合うメガネ、なりたい自分になるメガネ。フレームデザイン、レンズの種類、色とりどりの選択から、あなたの日々を格上げする特別な一本に出会えることを願っています。
おしゃれなメガネを探すならまずはお店へ