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色味であなたの印象を変える
カラーレンズの選び方

カラーレンズの選び方

メガネフレームはもちろんレンズ選びにも自分らしいスタイルを。昨今特に注目される「カラーレンズ」をご存知ですか? 色付きのレンズと言えばサングラスがポピュラーですが、カラーレンズはより幅広いシーンで用いられます。
一般的なカラーレンズの色の濃度は10%〜35%。濃度50%を超えるサングラスはTPOを選びますが、濃度15%程度のカラーレンズならビジネスにも対応。かける人の表情に印象的な彩りを。視覚に寄り添う機能性もメリットです。

目元の印象を際立たせるカラーレンズ補整効果

目元の印象が際立つ現代、注目を集めているのが「カラーレンズ補整効果」です。“アリアーテトレス”という統一規格のカラーチャートから、ファンデーション選びのように、目指す印象や装いに添ったレンズを選択できます。目元のくすみやクマを軽減。コンシーラー不要で美を叶える、画期的な使い心地を試してみてください。

目元の印象を際立たせるカラーレンズ補整効果

カラーレンズのバリエーション

カラーレンズはレンズの色の濃さ、色味によって分類されます。色の濃度はシチュエーションに応じて。色味は肌や髪色と調和する印象的なエッセンスとして。色によって疲れ目の低減、視認性の向上などの機能も得られます。サングラスは曲面のレンズが多いですが、カラーレンズはレンズ面がフラットなことも特徴です。

カラーレンズのバリエーション

カラーレンズの濃度について

メガネ店の店頭に商品として並ぶのは10%〜35%の濃度のカラーレンズが多いです。濃度15%程度まではカラーが主張されすぎずフォーマルやビジネスのシーンにも適しています。それ以上の濃度は視覚を補う色の効果に加えて、自分に似合うカラーで個性を演出するファッションとしての特性が選び方のポイントになります。

カラーレンズの濃度について

色味による特徴、メリット、デメリットを解説

カラーレンズには大きく分けて6つのカラーバリエーションがあります。それぞれのカラーによって、他者に伝わる印象としての効果、視覚をサポートする機能としての効果が異なります。それぞれのメリット、デメリットもあわせて解説。メガネをかける用途やライフスタイルにあわせたカラー選びの参考にしてください。

グレー色のカラーレンズ

幅広い個性やシーンに対応する定番のカラーです。光を均一にカットする自然な視界を持ち、日差しの強い時間帯でも眩しさを低減。淡いグレー色が持つクールで知的な印象はビジネスシーンにも違和感なく、様々なデザインのメガネフレームにフィットします。TPOにあわせた濃度であれば目立つデメリットはありません。

グレー色のカラーレンズ

ブルー色のカラーレンズ

シャープな印象で男性に人気のカラー。くすみを抑えて透明感を増し、肌映り良く健康的に演出します。ブルーには黄色の光をカットする効果があります。また、TPOによってはカジュアルさが過剰に捉えられやすいことにも理解が必要です。

ブルー色のカラーレンズ

ブラウン色のカラーレンズ

シックで肌なじみの良いブラウンは世代を問わず扱いやすいカラーです。波長の短いブルーの散乱光を軽減して視界のコントラストを向上。遠くまではっきりと見える効果があり、ゴルフをはじめアウトドアのシーンで特に活躍します。落ち着いた印象と暗い印象は紙一重。カラー濃度の加減を複数試して選びましょう。

ブラウン色のカラーレンズ

グリーン色のカラーレンズ

さわやかで若々しい印象のグリーンは、見た目のとおりナチュラルな視界とリラックス作用を兼備しています。疲れ目を感じやすい方におすすめします。デメリットは他のカラーに比べて光量不足になりやすいことです。夕暮れなどの時間帯は特に注意が必要です。

グリーン色のカラーレンズ

イエロー色のカラーレンズ

ファッション性が際立つハードルの高さはメリットともデメリットとも言えるでしょう。最初はブラウン系にも似た薄めの濃度がおすすめです。個性的な見た目と同様、視覚に与える機能も個性的。弱い光でもコントラストを高め、雨の日や曇り空といったシチュエーションで他はにないクリアな視界を得られます。

イエロー色のカラーレンズ

ピンクなどその他の色のカラーレンズ

ピンク系レンズの眩しさをカットする機能は弱めです。表情を明るく演出するツールとして。コーディネートのしやすさもメリットです。フレーム選びやスタイリングとのバランスなど難易度は高めですが、上品でエレガントな印象は他にない強みになるでしょう。

ピンクなどその他の色のカラーレンズ

パーソナルカラー診断 : ぴったりのカラーレンズを見つける

パーソナルカラーをご存知ですか? 髪や瞳、頬や唇など、人それぞれが生まれ持った色と、自分好みのメイクや服装が調和する色。つまり“自分に似合う色”のことです。パーソナルカラーを知る、自分に似合う色を身につけることは、健康的、透明感、若々しさとなど、外見にも内面にもメリットしかない印象を表現することです。

パーソナルカラー診断 : ぴったりのカラーレンズを見つける

Q1 _ あなたの肌の色は?

まずはお肌のタイプをチェック。ぴったりの選択がない場合は当てはまる要素が多いものを選んでください。
A | 明るいオークル系の色。ツヤ感がある。皮膚が薄い
B | ピンク系の色。マット感がある。頬に赤みがある
C | オークル系の色。マット感が強い。くすみやすい
D | ピンク系の色。透明度が高い。肌色が濃い目

Q2 _ あなたの髪の地色は?

髪の個性も大きく4つに分けられます。カラーは染めた後の色ではなく、染める前の地色から選んでください。
A | 明るめのブラウン。ツヤがある。ふんわり
B | 淡めの黒かアッシュグレー。マットな質感。細くて柔らか
C | 暗めの茶色か黒。マットな質感。毛量が多い
D | 黒。ツヤがある。しっかりしている

Q3 _ あなたの目の色は?

ブラウンのなかでも濃さや赤みが様々です。色、輪郭の双方が当てはまらない場合は色を優先して選んでください。
A | ライトブラウン。黒目の輪郭がくっきり
B | レッドブラウン。黒目の輪郭がソフト
C | ダークブラウン。黒目の輪郭がソフト
D | ブラック。黒目の輪郭がくっきり

Q4 _ よく使うチークや口紅の色は?

普段よく使う、自分に似合うと思う、似合うと言われるカラーでも構いません。4つのリストから選んでください。
A | コーラルピンク / ピーチ
B | パステルピンク / ブルーピンク
C | オレンジレッド / ブラウンレッド
D | ローズピンク / ローズレッド

Q5 _ 日焼けすると肌の色はどうなる?

こちらも大きく4タイプに分けられます。普段日焼けをブロックしている方も過去を思い出してみてください。
A | すぐに日焼けする。元に戻るのが早い
B | 赤くなって日焼けしない
C | 日焼けしやすい。元に戻りにくい
D | 最初赤くなってから日焼けする

Q6 _ベージュとグレーはどちらが好み?

最後の質問です。ピンとこない方はクローゼットの中をチェックしてみてください。きっと傾向が見つかります。
A | 明るいベージュが好み
B | ライトグレーやブルーグレーが好み
C | シックなブラウン系のベージュが好み
D | 暗めのグレーが好み

診断結果 : あなたに似合うカラーレンズの色味

6つの質問を通して一番多く選択したアルファベットは何でしたか? Aが多かった方は「春タイプ」、Bが多かった方は「夏タイプ」、Cなら「秋タイプ」、Dは「冬タイプ」があなたの持っているパーソナルカラーです。各タイプの特徴、おすすめのレンズカラーやメガネフレームのカラー選びのポイントを解説していきます。

診断結果 : あなたに似合うカラーレンズの色味

Aが多かった方は「イエローベースの春タイプ」

イエロー | ミルクホワイト | イエローグリーン | ベージュ | コーラルピンク | オレンジなど。周囲からは親しみやすい印象を持たれているでしょう。実年齢より若く見えるのも「春(スプリング)タイプ」の特徴です。春の陽射しに咲く花と新緑。色彩を味方につけたこのタイプは、逆にグレーレンズのクリアな印象も似合います。

Bが多かった方は「ブルーベースの夏タイプ」

ベビーピンク | ベビーブルー | ラベンダー | ライトグレー | ライラック | ココアブラウンなど。あなたに感じる周囲の印象は、落ち着いた洗練。初夏のアジサイや梅雨空を連想させるソフトでスモーキー、優しく明るい色が似合うタイプです。ブルーのカラーレンズが持つ涼しげなイメージを。シルバーのフレームも似合います。

Cが多かった方は「イエローベースの秋タイプ」

カーキ | テラコッタ | マスタード | コーヒーブラウン | サーモンピンク | ターコイズブルーなど。「秋(オータム)タイプ」が持つ知的な大人らしさ、穏やかで落ち着いた雰囲気を引き立てるのは暖かく深みのあるアースカラー。ブラウン、グリーンがお似合いなのはもちろん、イエローレンズの馴染みが良いのもこのタイプです。

Dが多かった方は「ブルーベースの冬タイプ」

マゼンダ | スノーホワイト | チャコールグレー | ロイヤルブルー | ワインレッド | バーガンディなど。個性的な存在感とクールさを兼備した「冬(ウィンター)タイプ」は、ビビッドでダークな着こなしが似合います。差し色には濃いブルーレンズを。色彩の強いスタイリングにはシャープな印象のグレーレンズがおすすめです。

シーン別で選ぶおすすめのカラーレンズ

おしゃれな印象、疲れた顔を元気に見せる、若々しい印象を伝えるなど、カラーレンズの心理的な作用は幅広いシーンで発揮されます。加えて、色の効果で視覚をサポートする、疲労を軽減するなど、身体的な作用が期待できることもカラーレンズのメリットです。ここではシーン別におすすめしたいカラーと効果を解説します。

スマホ・PC・ゲームにはグリーン系・ブラウン系

グリーン系のレンズは色の収差を整えて視界をクリアに感じさせます。ブラウン系のレンズは散乱しやすいブルーの光をカットする働きがあります。目に負担をかけるPC作業、スマホの操作など、現代人にとって各種デバイスと向き合う時間は大きいものです。日常的に使うレンズ選びが健康の鍵になるケースも多々あります。

スマホ・PC・ゲームにはグリーン系・ブラウン系

ドライブにはグレー系・グリーン系・ブルー系

日差しの強い日中のドライブには光を平均的に吸収するグレー系レンズが適しています。長時間ドライブの疲労軽減には、赤と青の光の波長をカットするグリーン系レンズ、夕方や夜間のドライブには対向車のヘッドライト光を軽減するブルー系レンズがおすすめです。いずれも光量不足に注意してレンズ濃度を選びましょう。

ドライブにはグレー系・グリーン系・ブルー系

サイクリングやランニングにもグレー系・グリーン系・ブルー系

ドライブと同じくサイクリング、ランニング用途にもグレー、グリーン、ブルー系統のカラーレンズをおすすめします。特にブルー系のカラーレンズは、路面から受ける強い反射光を抑える効果がありアスリートに人気です。青色の波長を強調。青空、青い海をより青く清々しく感じられるのもアウトドアで支持される理由です。

サイクリングやランニングにもグレー系・グリーン系・ブルー系

ウィンタースポーツにはイエロー系・ピンク系

夜間のドライブ、曇り空や雨天、ゲレンデなどのシチュエーションには、視界が明るく高コントラスト、地形の変化を認識しやすいイエロー、ピンク系のカラーレンズが適しています。逆に眩しさをカットする効果は少ないため、晴天ではグレー系にかけ変えるなど複数のメガネ、カラーレンズの使い分けをおすすめします。

ウィンタースポーツにはイエロー系・ピンク系

カラーレンズのメガネが気になったらまずはお店へ

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