お役立ちコラム

メガネの知識から選び方まで、
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自分に似合うメガネの選び方。
顔型による印象やマスク対策もあわせて

顔に合わせたメガネの選び方

おしゃれな人の共通点は何でしょう。ひとつの大きなポイントは、自分好みを追求しながら、自分に似合うアイテムを知っていることです。なりたい自分になるために、鏡のなかに見つけたい最初の答えは自分自身の個性です。
2つのレンズを中心に普遍的なカタチがあるからこそ。メガネ選びは洋服選び以上に、人それぞれの個性をより印象的に、繊細に表現できる楽しさがあります。フェイスラインに同居するマスクとの調和も大切にしましょう。

顔にあわせて選ぶ。「意外と知られていない顔の定義」

最初に知っておきたいのは“顔の定義”。たとえば“おでこ”は顔ではなく頭に属することをご存知でしょうか? 顔とは、眉毛の下側からあごの先までの縦幅と、頬骨左右の外側をつなぐ横幅の範囲のことを指します。それらを踏まえて鏡の前に立ち、正面から見た顔を平面的なイメージで捉えたのが自分の顔の範囲です。

顔にあわせて選ぶ。「意外と知られていない顔の定義」

顔にあわせて選ぶ。「メガネと顔の黄金比バランス」

フレームの天地幅は顔の長さの約1/3に。天地の幅が狭いと顔が長く、広いと顔が短い印象になります。横幅は顔の幅とほぼ同じであることが理想。幅が広過ぎると小顔に見える一方、頭部の質量を大きく感じさせてしまいます。黒目の位置はレンズの中央または少し内側に。リムの上部と眉毛のラインが馴染めばベストです。

顔にあわせて選ぶ。「メガネと顔の黄金比バランス」

自分に似合うメガネ。「顔型のタイプを知る」

顔の範囲に適したサイズ感を抑えたら、次のステップは自分の“顔型”を知ること。輪郭やフェイスラインと言われることもあります。顔の範囲とは異なり、顔型を捉えるには、斜めや横からも見た立体的な視点が大切です。第三者が感じる印象も積極的に聞きましょう。相談相手にはメガネ店のスタッフさんがぴったりです。

小顔・三角型タイプ

顔の長さよりも顔の幅が広く感じられ、ほっそりした肉付きのタイプ。キリッとした印象の小顔・三角型は、モデルや芸能人でよく見かけるタイプです。淡い明るい色味で、タテ幅があまりない、曲線的で細いデザインがオススメです。

小顔・三角型タイプ

面長・細長タイプ

顔の幅よりも顔の長さが広く感じられ、ほっそりした肉付き。シャープで大人っぽいタイプです。ポイントはフレームの天地幅選び。タテ幅が比較的ある、曲線的なデザインがオススメです。カラーは明るく淡い色味がよいでしょう。

面長・細長タイプ

丸顔タイプ

顔の長さよりも顔の幅が広く感じられ、ふっくらした肉付きのタイプ。優しく穏やか、人を安心させる丸顔の魅力を大切にしましょう。濃い色味でフレーム上部にポイントのあるタイプ、タテ幅があまりない直線的なデザインがオススメです。

丸顔タイプ

大きい顔・四角顔タイプ

顔の幅よりも顔の長さが広く感じられ、ふっくらした肉付きのタイプ。くっきりと直線的な印象、立体的でメリハリのある表情。濃い色味で、タテ幅が比較的ある直線的なデザインのフレーム選びが正解です。

大きい顔・四角顔タイプ

自分に似合うメガネ。「顔型別のおすすめフレーム」

いよいよメガネフレームのデザイン選び。丸顔、面長など、それぞれの顔型に似合う選択肢を知りましょう。個性を強調して見せる演出、気になる個性を補う演出。スクエア、オーバルなど各社に充実した定番のスタイルを中心に解説。なりたい自分を思い浮かべながら、おしゃれにメガネ選びを楽しんでください。

小顔・三角型に似合う眼鏡フレーム

眼鏡フレームの選択肢が最も幅広いのが小顔・三角型タイプの顔型です。なかでもおすすめなのはオーバル型フレームが持つ曲線のあるフレームタイプです。また、タテ幅があまりない小さめのタイプを取り入れるとバランスよくまとまります。クールな印象が特長的なこの顔型タイプですが、丸みのある曲線のあるフレームを取り入れることではソフトな印象を与えます。

小顔・三角型に似合う眼鏡フレーム

面長・細長におすすめの眼鏡フレーム

ウェリントンやボストンなどトラディショナルなモデルが似合います。ポイントはリムの上下幅が広めのデザインをかけ比べてみること。タテ幅のあるフレームで顔の縦のラインの余白を調整して間延びなく引き締まった表情に。

面長・細長におすすめの眼鏡フレーム

丸顔に似合う眼鏡フレーム

スクエアタイプに代表される、キリッと直線的なデザインを選ぶことがセオリーです。上部にリムがついたハーフリム(ナイロール・リムロン)なども理想の顔型を演出する効果があります。丸顔さんの優しい雰囲気と対照的なフレームを取り入れることでお顔まわりがスッキリした印象になります。その一方、丸顔の丸みをさらに強調して演出する、丸メガネやオーバル型という選択もあります。ベーシックな定義をあえてはみ出すのも小物選びの楽しさです。

丸顔に似合う眼鏡フレーム

大きい顔・四角顔に似合う眼鏡フレーム

四角顔、ホームベース型はキリっとしたお顔立ちです。直線的なデザインで、タテ幅の比較的あるタイプは全体のバランスを整えてくれる相性のよいデザインでしょう。オススメの色味は暗くて濃い収縮効果のあるカラーです。

大きい顔・四角顔に似合う眼鏡フレーム

自分に似合うメガネ。「なりたい印象に演出する」

理想の自分を思い浮かべた時、鏡の中に見える色や形だけでなく、人間関係のなかにある自分自身の印象を感じませんか? おしゃれは自己表現であると同時に、他者との関係性に欠かせない対話のツール。親しみやすい印象、知的でスマートな印象の2つを例に、それぞれを演出するフレームのデザインを考えていきます。

親しみやすい印象をつくるメガネフレーム

親近感のあるイメージを演出するなら昨今トレンドのボストンやラウンドタイプなど、丸みのあるフレームをおすすめします。親しみやすい印象を導きだすポイントは、リムの縦横比が持つデザインの重量感が、正方形に近いバランスであること。男性女性を問わず、年齢を重ねるほどに話しかけやすい印象はメリットです。

親しみやすい印象をつくるメガネフレーム

知的な印象を演出するメガネフレーム

ビジネスのシーンにおいて知的でスマートな印象を伝える大切さは周知の通りです。まずはリム幅の細いスクエアなフォルムのメガネフレームを試してみてください。上部にポイントのあるセルフレームで、下部は枠がないハーフリムタイプやチタン性のフレームなど、素材感で伝わる印象も見逃せません。

知的な印象を演出するメガネフレーム

マスクとメガネを快適に併用する対策

やっと自分に似合うメガネを見つけてもマスクをつけるとイメージが違う。その理由は色の組み合わせかも知れません。淡い色のマスクには強い発色を、逆に濃い色のマスクにはクリアフレームが馴染みます。そしてなにより悩ましいのがレンズの曇り。外気温とマスクの隙間から漏れる呼吸の温度差で結露する不快な現象です。

マスクとメガネを快適に併用する対策

マスク自体に施したい曇り対策

レンズの曇りを今すぐ軽減する方法はマスク自体への対策です。大切なのは顔とマスクの隙間をなるべく塞いでフィットさせること。不織布内のワイヤーをW型に、マスクの上部を内側に折り曲げる、四つ折りのティッシュを内部に添える、別売の鼻パッドを併用するなど、ゼロまたは低コストでレンズの曇りに対処できます。

メガネレンズに施したい曇り対策

メガネ自体への対策を施せばより効率的です。代表的な方法は「くもり止めスプレー」「くもり止めクロス」の使用。安価なものもありますが、専門店で販売されている性能の安定した商品をおすすめします。さらにお手入れの頻度を減らしたいなら、あらかじめ曇り止めコーティングが施されたレンズ「KUMORI291」を検討してみてください。

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