メガネのひらまつ(株式会社 ブレス)

岡山県下に8店舗を展開するメガネのひらまつ。川沿いの白壁の町並みが美しい倉敷の本部に、平松胸次相談役、平松利胸代表取締役を尋ねました。

高齢社会に応える

65才以上が3000万人を超えた今日、高齢者に応えることが大事だと平松相談役。「自分も団塊世代だから分かるけど、その人たちが喜ぶものを出さなきゃいけない。メガネなんて最高じゃないかと思う。団塊世代が定年したあとの日本で、残りの人生を豊かにするには良く見えるメガネは不可欠。見えるってことを適当でいいよっていうのは、お客様に対する冒涜だよ。」

本当に納得できるものを薦める

その点で、シニアに対して足りないものがあった、これまでのお店に反省がある、と平松相談役は続ける。「単純に横着しすぎてた。お客様本意の対応をしてなかった。それに気付かされた。まず実際にかけてもらって、判断してもらうしかないんだ。メガネというのは基本的には説明しないと分からない商品。安いものもたしかにあるけど、お薦めしたいのはこれなんですと。」それは、ビジョンライフサロンオリジナルレンズである、WILLISHを自分でも使ってからだという。「実際使ってもらうとわかってもらえる。自信を持ってそう言い切れる商品に出会った。だったら、その通りにお客様にも薦めるのが一番の親切だろうと。」

あらゆるものに興味を持ち

訪ねる前から、メガネのひらまつのホームページにも掲示されている経営理念の文中のあるフレーズが気になっていた。「私たちはお客様一人一人に満足して頂く為に、『あらゆるものに興味を持ち』、深い知識の習得と高度な技術を磨き…」の、「あらゆるものに興味を持ち」である。この一文を決めたのは橋本前社長だとか。曰く「メガネのことだけじゃだめだと思った。どうせやるなら楽しまないと。」
それを聞きながら、かつてのソニー設立時、会社設立の目的の一番目に書かれた「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」の、自由闊達にして愉快なる、を思い出していた。こういう一文がさらりと採用されるあたりに、メガネのひらまつの伸び伸びとした社風を感じさせられた。

代表取締役 平松利胸
「私たちは人としての成長を大切にする“岡山”のメガネ屋です」

倉敷の地で操業して80年超、倉敷・岡山・総社を中心に岡山県の皆様に支えられ今日を迎えることが出来ております。この事への感謝を忘れず、仕事を通じて人として成長する事で、家族の一員として、地域の一員として少しでもお役に立てるよう、そして全員が地域に恩返しできるような人になることが私たちの夢です。メガネ・補聴器・サングラスの販売を通じて、お客様から「ありがとう」の言葉で成長させて頂いた恩返しができる、そんな人づくりをする企業であり続けたいと考えています。

メガネのひらまつ(株式会社 ブレス)
〒710-0043
岡山県倉敷市羽島720-2
TEL 086-421-1010
WEB http://www.megane-hiramatsu.com/
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