お客様の背中を押して差し上げる

安心堂で74回継続している「おしゃれ相談会」は、メガネを購入するきっかけづくりの為のイベントで、「メガネは掛けたくない、詳しくない、どうしたらいいかわからないという人が多い中、その人たちに10歳若くというコンセプトのもと、アドバイスしながら似合うメガネを提案し、気に入って買っていただく。すなわち、これがお客様の背中を押して差しあげる事ですが、すべてはお客様のためにというところが出発点になっている。また、「おしゃれ相談会」はリピーターも大勢いらっしゃるので、ある程度信頼されているのでは。」とのこと。
長く付き合っていただく
「一番大切にしていることは、お客様に長く付き合っていただけるようにということ。スタッフ個人とお客様との関係は強い方で、スタッフも自分のお客様に、という意識で日々お客様と応対しています。名前を言って来店されるお客様も結構いますし、紹介もいただいています。」
安心堂という名前
創業当時のままで、変更など考えた事はないという社名の由来ですが、「弊社の行動指針にもある様に、
“Do to others as you would have others do to you”(聖書)
(己の欲するところを他人に施せ)
すなわち、自分がされて嬉しい事をお客様にしなさい。そうする事でお客様に安心してもらいなさい、という事でしょうか。先代社長は、戦後、リヤカーを引いて時計修理をし、『使ってみて下さい、きちっと動いたら料金を頂きます。』と言って回ったそうです。それが原点にありますので、常にお客様に満足と安心を与えられる事をやって行こうと、ずっとそれできました。」とのこと。百年間に一度も変えようとされなかった、信念がこもった名前であったのがよくわかりました。
「心が通じていないと信用してもらえない」
長くお客様と付き合っていただきたい。その為にどうするか。やはりそれはお客様と信頼関係を築いていく他はないと思います。メガネでもそうですが、特に宝石の価格なんてお客様には解らないし、解らない物に百万円ものお金が出せるのは信用されているからなんですよ。それがあってはじめてまた来ていただけるし、顧客なってくれるのだと思います。