お役立ちコラム

メガネの知識から選び方まで、
快適なビジョンライフに役立つコラムを
発信しております。

メガネレンズ交換の基礎知識。
費用や手順、期間も合わせて解説

メガネレンズ交換の基礎知識。費用や手順、期間も合わせて解説

いつも愛用しているメガネの視界に見えにくさを感じた時。最近なぜか目が疲れやすい、肩こりの症状が重くなってきたなど、ついつい我慢を続けてしまうストレスもメガネレンズ交換のタイミングを伝えるサインかもしれません。
月日とともに視力は変化、適切なレンズの度数も変わります。また、レンズ自体に蓄積される小傷などの劣化にも気づかう必要があります。ここではメガネのレンズ交換の大切さ、その手順や費用などについて解説していきます。

メガネレンズを交換するタイミングは?

まずは愛用しているメガネレンズを交換するタイミングについてお伝えします。視力の変化によってレンズに求める適正な度数が変わった場合をはじめ、レンズ交換のタイミングにはいくつかのサインがあります。いずれも目の健康やストレス、安全性への影響があり、サインを感じたら早めに専門店に相談することをおすすめします。

メガネレンズを交換するタイミングは?

レンズの度数が合わなくなってきた時

視力の低下、または視力が上がると普段使っているメガネのレンズ度数が合わなくなります。近視、遠視、老眼に関わらず視界に見えにくさを感じたらレンズ交換のサインです。視力の変化はゆるやかに起こることが多いため、視界の違和感をはっきり認識できないこともあります。眼科での視力検査やメガネ専門店で視力測定を定期的に行いましょう。

傷や汚れで見えづらさを感じる時

大きな傷や汚れはもちろんですが、メガネを使い続けるうちにレンズの表面に増える細かい傷は、光の乱反射やにじみなどの原因になります。疲れ目や肩こりなど身体的な不調、心理的なストレスにもレンズの傷やコーティングの剥がれが影響していることもあります。レンズの水洗いをして、表面についた汚れを落としてから拭くなど、レンズ表面を傷つけないように取り扱いを心がけましょう。

フレームはそのまま、レンズのみの交換も可能

長年気に入って使っている、大切な人から譲り受けたなど、愛着や思い入れがあるフレームのレンズを制作・交換することもできます。フレームを購入した店舗以外の店舗でも受け付けられることが多いです。一部の特殊なフレームはレンズの入れ替えができない場合もあるので、事前に確認、店舗に直接持ち込んで相談してみましょう。

早めのメガネレンズ交換が大切な理由

視力を補って心身を安全にサポートする。愛用者にとってのメガネは、日々の生活に寄り添う体の一部であることを忘れないでください。使い慣れた一本だからこそ、自分の体調を気遣うようにレンズのコンディションに配慮していきましょう。メガネの機能の要であるレンズの交換は、なるべく早めに行うことをおすすめします。

早めのメガネレンズ交換が大切な理由

慢性的な目の疲れやストレスの原因にも

「最近なぜか目が疲れやすい」「肩や首筋のコリが増えてきた」と感じたことはありませんか? レンズの度数が合っていない、レンズ表面が傷ついているなど、上で解説した不具合は、見えづらさを認識する以前に、身体へのストレスとして蓄積することも多いです。正しいメンテナンス方法での取り扱いはもちろん、メガネは定期的に眼鏡店でチェックを行い最適な状態で使用をしましょう。

子供の視力で気になることは眼科で相談

成長期の子どもは特に、視力の変化が速いことが多く、周囲の大人による観察と細やかなケアが欠かせません。テレビとの距離が近づいた、目を細めることが多いなど、気になる行動が増えたら早めに眼科で診てもらいましょう。

メガネレンズ交換のステップを解説

続いてメガネレンズ交換の具体的なステップを解説していきます。レンズに求められる機能やコストとのバランスについてなど、メガネ一式の持ち込みからレンズ選びの工程は特に、専門スタッフのアドバイスに耳を傾けながら一緒に検討していくことが大切です。急ぎの場合は依頼から受け取りまでの期間も大切なポイントになります。

メガネレンズ交換のステップを解説

メガネを店頭に持ち込んで相談

まずは愛用のメガネを持ち込んで、メガネ専門店の店頭でスタッフに相談しましょう。フレームとレンズの相性、レンズのみを交換した場合と新しくメガネ一式を購入した場合の費用の比較、そもそもレンズ交換が必要かどうかの判断も合わせて。また、メガネレンズにどんな機能を求めているのか、具体的な要望も伝えていきます。

視力と用途に合ったレンズを選ぶ

レンズの交換を決めたら、視力と用途に合ったレンズを選ぶステップに移ります。店頭で視力を測定して最新の目の状態をチェック。測定した度数をもとにレンズ選びを進めていきます。通常の単焦点レンズの他、遠近両用レンズ、カラーレンズ、レンズの素材や厚み、レンズ表面のコーティングの種類など選択できるポイントは様々です。

メガネレンズ交換を依頼する

種類を決定、費用や受け取りまでの期間に納得したら交換を依頼します。一連の作業は専門のスタッフによってコンピューター制御の加工機で行われ、品質の誤差やフレームの破損を心配する必要はありません。レンズの種類や店舗によって最短30分程度で仕上がる場合もありますが、スペアのメガネを持参することをおすすめします。

レンズ交換されたメガネを受け取る

レンズ交換が終わったメガネを受け取る前に、顔に合わせたフィッティングが行われます。ノーズパッドやテンプルの繊細な調整で見え方やかけ心地を確認します。今の自分にとって最適な視界、クリーニングされて輝くお気に入りの一本に胸が躍る瞬間です。

レンズ交換の前に知っておきたい費用と期間

レンズ交換の費用はレンズ自体の価格や店舗によって差があります。大まかな価格帯は各種のメディアで事前に知ることができますが、オプションの必要性など、詳細な部分も合わせて店頭スタッフに相談するのが近道です。また、普段使いのメガネが手元から離れることも心配なポイント。レンズ交換に必要な期間についても解説します。

レンズ交換の前に知っておきたい費用と期間

メガネレンズ交換に必要な時間

レンズの交換に必要な時間はレンズの種類や店舗によって異なるため、レンズ交換を依頼する前に必ず確認してください。一般的な単焦点レンズで在庫のレンズの度数範囲なら当日中に受け取れるメガネ店も多いです。カラーレンズなど付加的な機能を持つレンズや遠近両用レンズをはじめとした累進屈折力レンズ、薄型などのレンズは特注での手配となり、依頼後1週間から10日間後の仕上がりが目安になります。

メガネレンズ交換に必要な費用

レンズ交換にかかる費用はレンズ自体の価格によって決まります。防塵や耐傷加工、各種コーディングやカラーレンズなどはオプション設定となり追加料金が発生します。累進屈折力レンズも様々なグレードがあるので、店舗スタッフの声を参考に比較検討してください。

メガネレンズを長持ちさせるには?

アイウェアは使い続けるほど愛着が増すものです。お気に入りのフレームや交換したレンズを長持ちさせるために、2つのポイントをお伝えします。埃や手の油などで汚れたレンズをクロスで乾拭きしている、一本のメガネだけを通年使い続けているなど、当たり前だと思える習慣がメガネにダメージを与えている可能性があります。

メガネレンズを長持ちさせるには?

レンズのケアは水洗いとメガネケースがポイント

メガネフレームやレンズを長持ちさせるためのポイントは洗浄と保管の方法です。汚れはなるべく水洗いしてください。乾拭きから始めると、表面の埃やチリ、花粉などで細かい傷をつけてしまいます。使わない時はポケットや鞄ではなく、しっかりケースに保管。レンズは高温に弱いです。熱クラック(ひび割れ)の原因となります。車内など温度変化の大きい環境はリスクがあります。

用途やシーンに合わせてメガネを使い分ける

UVカットレンズ、遠近両用レンズ、室内用の中近両用レンズ、ブルーライトカットレンズ、偏光レンズやサングラスなど、用途に応じて様々なメガネレンズを選ぶことができます。車の運転、アウトドア、パソコン作業、日常使いなど、シーン合わせて使い分けると、目やメガネにかかるストレスを軽減できます。使わなくなった古いフレームを、レンズ交換で再生させるのもおすすめです。

メガネフレームを交換する目安は?

丁寧な扱いを心がけても、汗や整髪料、紫外線の影響など、メガネフレームは思った以上に過酷な負荷を受けています。流行を楽しみたいなら2〜3年ごとの交換が目安に。複数のフレームを使い分ければ負荷を分散して飽きずに使い続けられます。一般的には樹脂製よりも金属製のフレームの方が長く使い続けられるとされています。

メガネフレームを交換する目安は?

レンズ交換の相談はメガネ専門店に

メガネレンズ交換のタイミング、交換の手順や費用や期間の概要などをお伝えしてきました。視力や環境の変化に応じて、メガネ専門店に相談しながら快適な視界を手に入れてください。初めてメガネを購入する方、日常的なケア方法を知りたい方など、様々なニーズに寄り添ったコラムをご用意しています。ぜひご覧になってください。

レンズ交換の相談はメガネ専門店に
お近くの店舗を探す
閉じるボタン