面長に似合うメガネを選ぶ。
顔とフレームの最適バランス！

面長な顔に似合うメガネフレームを見つけるために

おしゃれに洋服を着こなす人の特徴は、自分の体型に似合うシルエットやサイズ感を大切にしていることです。それはメガネ選びにも欠かせないポイント。かける人の輪郭によって最適解が変わってきます。自分のプラスを引き立ててマイナスをカバーする。お気に入りの一本に出会うために、まずは自分の輪郭のタイプを知りましょう。

まずは自分の顔のタイプをセルフチェック

面長、丸顔、三角顔、資格顔。人の顔の輪郭は大きく４つのタイプに分けられます。誰もが知っているようで、実は意外と知られていない顔の定義から、フェイスラインの特徴を見分ける方法、メガネと顔の面積から導かれる黄金比バランスなどを解説。まずは下のリンク先から、自分の顔のタイプをセルフチェックしてみてください。

面長の方と相性の良いフレームのポイント

横幅が狭く、輪郭がほっそりとした面長の輪郭は、シャープで大人っぽい印象を持っています。可愛いよりも綺麗、親しみやすさよりもクールさが際立つ特徴があります。その個性をプラスに活かしながら、顔の面積が大きく見えるなど、気になる要素をフォローするために、メガネ選びで意識したい3つのポイントをお伝えします。

レンズの縦幅が長くフチのあるフレーム選びが基本

面長の方にはレンズの縦幅が長めのデザインのメガネをおすすめします。一般的にメガネフレームの縦幅は眉から顎下までの長さの1/3程度が適切だとされていますが、面長な顔の場合、このバランスより縦幅が長めでフチのあるフレームをかけることで、輪郭の縦のラインを短く見せ、間延びのある印象が引き締められる効果が期待できます。

テンプルはレンズの下方に

耳にかけるテンプル部分が、レンズの中央部や下部についているフレームも面長の方におすすめです。このタイプは正面からの印象に加えて、横顔の印象を引き締める効果が強く、眉下から顎下の余白をカバーするアクセントになります。

眉と重ならないバランスが良好

眉とメガネの位置関係も大切なポイントです。トップリムと眉の下の馴染みを意識して、眉と重ならないように注意しましょう。面長な方はリムの両端が上がり過ぎていないソフトなデザインを選ぶと間延びせず、バランスよくメガネをかけることができます。

なりたい印象に近づける！ 面長な顔に似合うフレームの選び方

理想の自分に近づくために、メガネというアイテムは、洋服やヘアスタイルに引けを取らない印象を添えてくれるものです。優しい雰囲気を演出したい、さらに知的にクールでありたい、とにかく小顔に見せたい。人それぞれに願いは様々でしょう。ここではなりたい印象別に、面長の方に似合うメガネ選びのポイントを解説します。

小顔に見せる効果が高いメガネフレームの型

とにかく顔を小さく見せたい、間延びした印象が気になるなど、小顔効果を期待するなら、長めの縦幅のフレームを選びましょう。頬周辺の余白を少なくして、顔の縦ラインを短く見せる。特に「ウェリントン」タイプは程よい丸みを持ち、顔馴染みが良く重宝します。濃い色のカラーを選ぶと、引き締め効果がさらに高まります。

シャープな印象に優しい雰囲気を添えるライン

面長な方の強みのひとつ、シャープでクールな印象に、優しく柔らかなムードを添えたいなら。フレームのラインに丸みのあるメガネを選びましょう。「ボストン」タイプ特有のクラシカルな曲線は、その願いにうってつけです。縦幅も長く小顔効果も兼備。特にセルフレームの淡いカラーと質感は、向き合う人に穏やかさを伝えます。

面長の知的な印象をさらに強調するデザイン

面長のフェイスラインが持つ、知的で大人っぽい印象をさらに強調してくれるのは「スクエア」型のメガネフレームです。先にお伝えしたように、縦幅がしっかりとしたフレーム選びが大切です。リム幅が太過ぎるとメガネ単体のキャラクターが前に出過ぎる場合があります。知性を演出するなら金属製など細めのリムがおすすめです。

フレームのタイプ別！面長に似合うメガネフレーム

フレーム選びのポイントに続いて、おすすめのフレームの特徴を具体的に解説します。面長の顔型は他の顔型と比べてメガネ選びの選択肢が広く、ウェリントンをはじめクラシックなデザインを相性良く取り入れることができます。面長の輪郭に似合う４種類のフレームタイプから、自分に似合う好みのスタイルを見つけてください。

ウェリントンタイプのメガネフレーム

小顔に見せるメガネとしてもおすすめした「ウェリントン」は、顔の長さを短く見せる効果に加え、幾多の時代のファッションアイコンとして愛され続けるクラシカルな印象が魅力です。プライベートからビジネスまでシーンを選ばずに使えることもポイント。面長の強みである知的な印象を、おしゃれに際立たせることができます。

ボストンタイプのメガネフレーム

同じくクラシックなデザインの代表格である「ボストン」タイプのフレームは、ウェリントンと比べて丸みを帯びたデザインで、向き合う人に優しい印象を伝えられることが特徴です。フレーム素材やカラーの選択肢が多く、顔馴染みの良いブラウン系や淡い暖色でスタイリングすると、より穏やかで柔和なムードを演出できます。

アンダーリム型のメガネフレーム

「アンダーリム」はレンズの下側にだけフレームがあるタイプです。正面から感じる表情も魅力的ですが、特に面長なフェイスラインに取り入れると、横顔で見せるバランスの良い印象が際立ちます。オンの日にはメタルフレーム、オフの日は樹脂フレームなど、個性的なデザインをシーンに合わせて使いこなす楽しさがあります。

オーバル型のメガネフレーム

横に広い楕円形のオーバル型は、どんな個性にも合わせやすいベーシックなデザインが支持されています。面長顔のシャープな印象を和らげて、親しみやすい雰囲気に。ブリッジとテンプルがレンズの下方部分についているデザインが選べるのもオーバル型の特徴です。気になる輪郭をナチュラルにカバーしてくれる一本に出会えます。

面長を強調してしまうフレームの特徴

面長の魅力が際立つフレームがある一方、面長の気になる部分が強調されてしまうフレームもあります。ポイントは顔の縦幅が目立ってしまうフレームを選択しないこと。そのためレンズの縦幅が狭いタイプは選択肢から外した方が良い場合が多いです。ここでは面長な方に、おすすめできないメガネフレームのタイプをお伝えします。

スクエア型のメガネフレーム

四角形のメガネ「スクエア」タイプのフレームで、特に縦幅が狭目にデザインされたものは、輪郭の上下の余白をカバーする効果が期待しにくいことを覚えておいてください。また、他のタイプと比べて直線的なデザインが多いのも特徴です。面長な顔のシャープな印象が強調されて、とっつき難く堅苦しい印象がつくられてしまいます。

ハーフリムタイプのメガネフレーム

レンズの上側にのみフレームのある「ハーフリム」タイプは、ファッション性が高く人気がありますが、面長の方にはおすすめしにくい特徴があります。デザインのアクセントがフレームの上部に集中しているため、他者からの視線も輪郭の上部に集中。目から顎にかけての表情が、長めに間延びした印象で捉えられてしまいます。

リムレスタイプのメガネフレーム

レンズの周囲にフレームのない「リムレス（ツーポイント）」タイプは、メガネ自体の存在感が少なく、顔立ちの印象がストレートに表現されます。そのため目立ったデメリットはありませんが、逆にメガネフのレームに期待できるフォローの効果も感じにくくなります。素顔の個性を活かしたいなら、魅力的な選択肢だと言えます。また、面長の輪郭にはレンズの縦幅が深いものがおすすめです。

面長に似合う印象を実感。まずはお店に！

自分自身の好みにプラス、他者からの視線や印象も合わせて楽しめるきっかけに。面長の方の個性を、もっとおしゃれに魅力的に変えるメガネフレームの選び方をお伝えしてきました。面長タイプは比較的、メガネが似合う顔型です。初めてメガネを購入する方、日常的なケア方法を知りたい方など、様々なニーズに寄り添ったコラムをご用意しています。ぜひご覧になってください。